聖徳太子と法隆寺 1400年の祈り
ジャンル:歴史
定価:4,700円+税
サイズ:A5判上製
ページ:358頁(本文354頁、口絵カラー4頁)
ISBN:978-4-8409-5031-2
奈良斑鳩の地に1400年の時空を超えて威容を誇る法隆寺。その伽藍には聖徳太子の念が籠められ、今も脈々と生き続けている。聖徳太子は高句麗の慧慈、百済の観勒など多くの渡来僧に教えを請い、仏教の真髄を探究し、その教えに基づいた諸制度を立案した。太子が夢見た理想の国、「和」を基調とする平和な世界の実現のために。
インドから中国・東南アジア諸国そして日本へと連なる仏教の道シルクロード。37ヶ国の仏教遺跡を取材旅行した知見と体験をもとに現代に生きる新しい聖徳太子像に迫る。巻末に聖徳太子と法隆寺の年表、法隆寺関係の古文献、法隆寺の主な年中行事を付す。
編著者 児島建次郎
執筆者 高田良信・大野玄妙・古谷正覚・井上 靖・平山郁夫・樋口隆康・浮世博史